皆さま、こんにちは。常磐道でキャンプに出掛けるオヤジ、ジョー坂東です。


2020年6月13日(土)から1泊2日で「九十九里浜シーサイドオートキャンプ場<第2キャンプ場>」(千葉県匝瑳市)に行ってきましたので、ご報告します。

第1と第2は別モノでした

我が家のキャンプは常磐道で茨城以北へ出撃することを前提としているのですが、新型コロナウイルス感染防止のため県をまたいでの移動に自粛要請が出てしまいました。それでは、千葉県内のキャンプ場へ出掛けるしかありません。
やってきたのは、千葉県匝瑳(そうさ)市にある「九十九里浜シーサイドオートキャンプ場」。キャンプ場検索・予約サイト「なっぷ」で選びました。
天気はあいにくの雨模様で、平均風速は5m/sまで高くなる予報でした。少しリスクはありますが、うちのテントなら大丈夫だろうと考え、キャンプ決行。仕事と日常から離れるため、とにかく出掛けたかったのです！
自宅を10時に出発し、途中マクドナルドでハンバーガーをテイクアウトしつつ、一般道だけを使って13時に到着。管理棟はきれいなログハウスです。

薪は1束500円だそうです。

チェックインは近代的なバーコード読み取り式。

しかし、ちゃんと「なっぷ」で予約して、確認メールも届いていたのに、「予約が見当たりません」の表示でチェックインできません！　奥から出てきた管理人さんに確認すると、私が予約したのは<第2キャンプ場>で、ここ<第1キャンプ場>からは5kmくらい離れているそうです。つまり、運営者は同じで、同じ名前はついていますが、<第1>と<第2>はまったく別のキャンプ場というのが実態のようです。
キャンプ場のウェブサイトからグーグルマップを閲覧すると、正しい場所が示されるらしいのですが、私のようにキャンプ場の電話番号を元にカーナビに案内させると<第1>に来てしまうので、注意が必要です。
さて、仕方がないから、県道30号（通称「九十九里ビーチライン」）を南下しましょう。

竹藪に隠れそうになって、非常に分かりづらいですが、立て看板が出ていました。

県道を北上して来る人には、もう少し分かりやすい看板が出ています。
こちらの交差点を海側に折れると、


ゲートがあって、さらに進むと、



管理棟のプレハブがありました。
さっそくチェックイン。100張り以上の広大なキャンプ場ですが、「今日の予約は2組だけだから、好きなところに張っていいよ」とのこと。他のお客さんは、全員キャンセルしたそうです。あれ?今日はそんなに危険だったのかしら、と少々不安になりました。
チェックイン時に、ごみ袋代として100円を徴収されました。ブログ記事を書きながらキャンプ場のホームページを再確認しましたが、そんなことどこにも書いていないぞ！

ゴミは分別して出せるようになっています。

雨設営

雨はまあまあ強く降っていますが、さっさとテントを建ててしまいましょう。
今回もオガワ「ツインピルツフォークTC」を使います。

いつものように、ポールを立てておき、フライシートを一気に被せます！

完成！
結果的に、この設営の時間帯が、滞在中で一番、風が強かったです。テントの側面に風がぶつかりバタバタと音を立て始めたので、子どもたちが「帰りたい」と言い出さないか心配しましたが、30分も経たないうちに風は治まり、無事にキャンプは継続されたのでした。

いつものようにDOD「カンガルーテントM」を妻子の寝室用に設置。

そして、こちらが初使用の「メッシュインナーテント」。トレファクスポーツのワゴンセールで発見し、購入しました。
どうやら「オリガミタープ」という商品と組み合わせて使う、底面が五角形の「3人用」メッシュテントで、かつては7千円くらいで売られていたものらしいですが、古くなったためか、1千円ほどで買うことができました。

今回はペグダウンせず、コットで抑えて広げることとしました。

場内紹介

場内の地図は、下のとおりです。


我が家は、トイレに程よく近い場所にテントを張りました。

風が最大となった頃に到着されたもう一組様（若いカップルさんでした）は、屋根のあるBBQスペースに車をつけ、屋根の下で過ごされていたようです。賢い！


これが水場。



お湯は出ません。


これがトイレ棟。


男性用は、洋式の個室が2つのみ。

小便器は撤去されていました。
満サイトになったら、トイレの順番待ちが激しくなりそうです。


夜、トイレに入ったら、トカゲ?が便器の中にいて驚きました。便器の縁がネズミ返しのようになって、出られなかったようです。傘の先端を使って逃がしてやりました。



「グループサイト」は、一段高くなった場所にあり、スロープはコンクリート敷きとなっています。夜にはスロープ部分のみライトが点灯し、安全への配慮が感じられました。

引きこもるしかない

さて、外が雨ですから、引きこもるしかありません。
娘たちは4カ月ぶりのキャンプに大はしゃぎ。

私の寝床に侵入して、

コットの脚をマイクスタンドに見立てて、歌謡ショー。
私にもマイクが回ってきたので、アドリブで「大事なアイスを誰かに盗られたのさ～♪」などと、適当に歌ってやりました。

夕飯はカレーライス。数日前に家で作った残りを温めただけのお手軽メニュー。

久しぶりのキャンプに乾杯！　私のコップの中身は麦茶です。

仲は良いが、行儀が悪い娘たちでした。


トレファクスポーツでU-Jackという会社の焚火台2,178円、ロゴス耐熱シート1,870円を買っておいたので、念願の焚火団らんを楽しみたかったのですが、あまりに雨が激しいのと、疲れて眠いのとで、使えずじまいでした。

同じくU-Jackのランタンスタンド3,828円も、このキャンプで実戦投入。ゴミ袋を吊るすのに使いましたが、家族全員20時には寝入ってしまったので、本業のランタン吊りでは真価を発揮できず。

雨撤収

翌朝も小雨。

時折、雨が止む時間帯もあり、娘たちは広いキャンプサイトを夢中で駆け回っていました。

朝ごはんは、スーパーで買ってきたパンとサラダ。

そしてヤクルト。私が数日前から無性に飲みたくなり、これをダシにして娘たちをキャンプに連れ出したのでした。

あっと言う間に、撤収完了。と言っても、10時近かったのですが。
道端の直売所でトウモロコシ5本1,000円を買って、無事、帰宅。
雨に濡れた幕は、ベランダで1日半干して乾かしました。

まとめ

コロナ自粛明けの初キャンプ。
いつも通りの「寝るだけ」キャンプでしたが、いい気分転換になりました。

今回のキャンプ料金は、6,370円でした。内訳は、次のとおり。
　施設利用料　4,620円(大人@1,760×2人、子供@550×2人)
　オートキャンプサイト　1,650円(電源なし)
　ゴミ袋代　100円

施設の割には料金が割高に感じますが、今回はキャンプ場をほぼ独占できましたので、満足度は高かったです。
次はぜひ海水浴に来たいですが、コロナの影響で来年以降になってしまいますね。

それにしても、今回実感したのが、「夏キャンプは荷物が少なくて楽！」ということ。
前回が薪ストーブやスキーウェアを携えての雪中2泊キャンプでしたので、条件が大違いなのですが、とにかく設営・撤収が楽に感じました。
いや、少しは我が家のキャンプスキルが向上したのかも知れません。

ありがとう、九十九里浜シーサイドオートキャンプ場<第2>！

恋しいぞ、常磐道！