皆さま、こんにちは。常磐道でキャンプに出掛けるオヤジ、ジョー坂東です。
2020年6月27日(土)から1泊2日で「リキャンプしょうなん」(千葉県柏市)に行ってきましたので、ご報告します。
なんだ、手賀の丘公園か
キャンプ場の空きを探していて、キャンプ場検索サイト「なっぷ」で見つけたのが、「リキャンプしょうなん」でした。開設されたばかりのキャンプ場らしく、初めて聞く名前でした。その時は、だいたいの場所と料金を確認してウェブ予約。
日が近づいて、キャンプ場を調べ始めた嫁が言いました。
「このキャンプ場、手賀の丘公園にあるんだね!」
手賀の丘公園は、柏市が管理する広大な公園で、我が家は数年前からBBQやピクニックで時々利用させてもらっていました。どうやら、2019年4月設立の株式会社Recampが手賀の丘公園全体を使って、今年からキャンプ場運営を始めたようです。
上写真の青マークが、公園利用者のための駐車場です。BBQや園内の遊具目的で来た時は、いつもここに駐車していたものでした。今は、黄緑マークの管理棟そばにもキャンプ場受付のための駐車場があり、サイト近くまで車を乗り入れることが可能となっています。なお、今回、我が家が予約した「ふかふか芝生の陽だまりキャンプサイト」という名のフリーサイトは、地図の左上部。管理棟からは車で公園を大きく迂回して、手賀沼側の道路から入場することとなります。
これが管理棟です。昨年まではBBQ場やデイキャンプ場の受付、ミニ図書館、集会室などのある、一般的な公園管理事務所でしたが、今では、キャンプ受付のほか、アウトレットキャンプ用品店、薪などキャンプ消耗品の売店、シャワー室などを備えた、立派なキャンプ場事務所となっていました。
キャンプ場受付は2階です。
建物内部はこんな感じでした。受付やアウトレット店は、気後れして写真を撮れませんでした。(汗)
子どものいぬ間にのんびり設営
フリーサイトに到着したら、まずはログハウス風トイレ棟の前に車を仮置きして、キャンプサイトに荷物を搬入します。
時刻は13時過ぎ。まずはコンビニ弁当で腹ごしらえします。
天気は曇り。景色はまあまあ良し。妻子が遊具のある場所へ遊びにいくと言うので、私ひとりでテントを設営します。
じゃん! さっそくオガワ「ツインピルツフォークTC」完成。気温が高いので、側面を開けて風が通るようにしました。
いつもどおり、妻子の寝室用にDOD「カンガルーテントM」を設営。
銀マットを広げ、
インフレータブルマット(厚さ5cm)を敷き詰め(ここでマットに大量の汗が落下!)、
シーツを被せます。
あとは各自タオルケットを被って寝るだけ。冬と違って、寝袋を広げなくてよいので、設営が楽です。
前回同様、「メッシュインターテント」を吊るし、コットで床面を広げて、私の寝床にします。
天気が雨でなければ、フラップの下に家具を置いて、、悪の下を広く使うことができます。
車は、キャンプサイトより一段低い駐車スペースに停めました。
フリーサイトは、この広大な面積に、8組だけ予約を受けているようです。
さあ、場内探検に出掛けましょう
まず、トイレ棟を覗いてみましょう。
男性用は、小便器2つ、個室(和式)1つ
最低限のきれいさは保たれています。
この他に「多目的トイレ」が1室あり、娘はそちらを多用していました。
地面の色が変わっている場所は、昨年来た時には、たしかキャンプファイヤー用にレンガが敷き詰めてあった場所です。レンガを撤去して埋め戻したようですね。
さあ、写真奥の方へ進んでみましょう。
水場がありました。また、この辺のテントサイト利用者のための駐車スペースもあります。
管理棟のある方へ向かって、さらに斜面を登っていくと、オガワ「トリアングロ」が2~3張りありました。
どうやら当キャンプ場の「常設サイト」のようです。
道路は一方通行。もともと軽トラックで管理するために作られた道路と考えられ、大型のRV車やワンボックスカーには、幅が狭く感じられます。
森林の中に「じゃぶじゃぶ池」という、水遊び施設があるのですが、今年はコロナのため休止。
手賀の丘公園最大の売りが、「アスレチックコース」です。少し古くて傷んでいる個所もありますが、未就学児から小学生まで楽しめる木製の遊具が15基あります。ここで妻子と合流しましたので、長女を見守りながら進みます。
昨年来たときより、長女が遊具をたくさんクリアできるようになっており、成長を感じます。
さて、管理棟の売店がコロナの影響で休業中のため、楽しみにしていたかき氷が買えず、仕方なく自販機のジュースを買い与えることにしました。まあ、この辺で「雲行き」が怪しかったのですが...。
父おすすめの100%ピンクグレープフルーツジュースが口に合わなかったらしく、長女が泣き出してしまいました。父への恨み節を聞きながらテントへ帰る道の長かったこと。(汗)
土曜日の子どもたちは、平日の疲れが溜まっているせいか、しばしば情緒不安定になります。
テントまで戻り、母に抱きしめられて、ようやく落ち着きを取り戻す娘たち。
さあ、念願の家族「UNO大会」です!
今まで、七並べ(トランプ)やドラえもん日本旅行ゲーム(ボードゲーム)やおばけ漢字かるた(カルタ)をやっても、なかなかゲームが成立しなかった我が家ですが、娘たちがようやく、自分に不利なルールや展開を受け入れられるようになり、キャンプでゲームを楽しめるようになったのでした。感慨深い父!
さて、こちらも念願かなった焚火台。
焚火を観ながら、
夕飯にします。コップの中は、ブラッドオレンジジュース。
フライパンで肉を焼いて、持参したサラダ、炊き立てご飯と一緒にいただきます。
今まで、キャンプの焼肉は炭火を使うことにこだわってきましたが、実はガスバーナーとフライパンでも十分美味しくいただけることに気が付いてしまいました。片付けの手間を考えると、こちらの方が断然ラクであります。
焚火のあるキャンプ風景。我が家の新境地です。
焚火でマシュマロを焼いて、夕飯を締めます。
いつものように、私が皿を洗っている間に、妻子が就寝。
私も焚火を片付け、簡単にテント内外を整理して、23時頃、眠りに就きました。
翌日は雨撤収
朝5時に目覚めると、土砂降りでした。
天気予報どおりだったので、特に驚かないのですが、やっぱり残念です。
ところどころ水たまりができています。
水場まわりの地面もぬかるんでいます。
我がオガワ「ツインピルツフォークTC」は、側面のフラップを大きく開けるとテントの中心部に雨が降り込んでしまうので、使い方が少し難しいです。今回は150cmポール1本でフラップの端を持ち上げ、出入りできるようにしました。
私の寝床である「メッシュインナーテント」を畳んで、居間の空間を空け、
簡単に朝ごはんをいただきます。
娘たちに車の中でテレビアニメを見せている間に
手早く撤収作業を終えたのでした。
まとめ
今回のキャンプ料金は、6,900円でした。内訳は、次のとおり。
ふかふか芝生の陽だまりキャンプサイト 6,000円
薪 900円
これくらい料金を払う場合は、洋式トイレにウォッシュレットが付いていてほしい、というのが本音ではありますが、市街地から近くて、これだけ(無料の)遊具が楽しめるのは嬉しいです。子どもたちも満足だったようです。
元々、潜在能力は高い公園だとは思っていましたが、こんなキャンプ場に化けるとは驚きでした。㈱Recanpさんがこの先どのように進化させてくれるのか、楽しみです。
ありがとう、リキャンプしょうなん!
待ってろよ、常磐道!