皆さま、こんにちは。常磐道でキャンプに出掛けるオヤジ、ジョー坂東です。
2020年10月31日(土)から1泊2日で「丸沼高原オートキャンプ場」(群馬県利根郡片品村)に行ってきましたので、ご報告します。
憧れのブロガーさんとキャンプ!
出発は7時半。
まずは次女の保育園の運動会を観戦。コロナの影響で日程が重なってしまったのですが、幸い学年別の開催で、次女の出番は8時~9時。9時半頃には車に乗ってキャンプ場へ向かうことができました。
常磐道は安定の空き具合。
谷和原ICで常磐道を降り、お馴染み「農村ハイウェイ」を北上します。
なお、荷物の積載状況はこんな感じ。SUPやカヤックがないのでスカスカに空いています。
宇都宮市街地に入りました。いい天気。木々が美しいです。
日光宇都宮道路(日光道)から日本ロマンチック街道へ入りました。写真ではうまくお伝えできませんが、紅葉がきれいです。
いろは坂の途中で渋滞につかまりました。道の両脇の駐車場が満車のため、そこに入りたい車で詰まってしまうのですね。
ようやく渋滞を抜け、中禅寺湖のそばを通って、いよいよ栃木県から群馬県に入ります。
時刻は15時。丸沼高原に到着。ここにはオートキャンプ場のほか、ロープウェイ、ツリーアドベンチャー、サマーリュージュ、サマーゲレンデ、温泉、そして冬はスキーなどを楽しむことができます。この週末も駐車場には数百台の車が停まっていました。
さて、スキーロッジでチェックインし、ついでに薪を購入します。
薪はホームページによると、2kgで700円。購入時に「急いで用意したので、まだ湿ってます。袋の中身を確認して持って行ってください」と注意を受けましたが、たしかに薪が5-6本入った土嚢袋の中はじんわり湿っています。上の写真は2袋分ですので、1,400円! どんな高級薪なのでしょう。きっと虹色の炎が出るに違いありません。
スキーロッジから車で3分ほど山を登ったところ、スキーゲレンデのど真ん中に、キャンプサイトはあります。
今回は、人生で初めての、キャンプブロガーさんとのグループキャンプです。
ブログで見覚えのあるテントを発見!
そう、敬愛するキャンプブロガー、zero21keiさんです!
ぎこちないポーズで歓迎してくれましたが、気まずいので見なかったフリをします。
初めての夜の語らい。ムフッ
すでに日が傾き始めています。挨拶もそこそこに設営開始。
おお、恐れ多くも、Kさんがペグ打ちを手伝ってくれています。
スキーロッジで用足しに時間がかかっていた私の妻子が歩いてやってきました。aちゃんとシャボン玉で交流しています。
引き続きKさんに手伝わせつつ、オガワ「ツインピルツフォークTC」を設営します。
今回は寝床のために、新しいインナーテントを導入しました。
ツインピルツフォークのフルインナーです。いつもはDOD「カンガルーテントM」(2-3人用)に妻子を寝かせ、私は「別居」していましたが、これで4人が同じテントで寝られます。しかも頭側・足側の両方に三角形の空きスペースがあり、着替えなどの荷物を置くことができます。これは便利です!
食卓はどうしても幕外になってしまいますけどね。
湯たんぽを温めて、寝床の設営をしている間に、
時刻は16:40。外気温は1.0℃まで下がりました。幕内も5.0℃。どんどん冷えてきそうです。
今日はハロウィン。娘たちが軽く仮装して、走り回っています。タープ用のポールをホウキに見立てて股間に挟んでいるのが、危なっかしいです。
Kさんに「トリック・オア・トリート(いたずらかご馳走か)は言わないの?」と5回くらい促されて、ようやく長女がはにかみながら
「トリック・オア・トリート」と言い、Kさんに「じゃあトリック(いたずら)で」と返され、困っていましたが、無事、おせんべいをいただくことができました。
設営が終わった頃には、いよいよ日が陰ってきました。なお、上の写真の赤茶色の屋根の建物が「レストランとんふぁん」。
トイレのほか、洗濯機、無料シャワーがあるようです。
その隣の小さめの建物が炊事場(水場)。シンクが12ほどあり、どのシンクでもお湯が使えるようになっていました。
さあ、Kさんの宴会幕に灯りがともりました。宴の準備を急ぎましょう。
時刻は17時半。外気温0.4℃、幕内4.7℃。
「ツインピルツフォークTC」の中でご飯やハンバーグなどをこさえて、
宴会幕へ運び、Kさんご一家と一緒にいただきます。
Kさんから、あの伝説のニンニクたっぷりポークシチューをいただきました。これが激ウマ! キノコ嫌いな我が娘たちも「おいしい、おいしい」と言ってたくさん食べていました。
我が家がご提供できるのは骨付きチキンとカボチャグラタン。どちらも既製品を加熱しただけです。(爆) ありがとう、パルシステム! ありがとう、オイシックス!
カンパーイ。
お喋りしながら、楽しく夕飯をいただきました。なお、我が家とKさん家のテーブルの間には、透明のパネル板があります。あるのです!(笑)
Kさんが薪ストーブで焼き芋を焼いてくれました。
焦げ付きもせず、ほどよく火が通っています。
うま~。
満足した娘たちは、幸福感に包まれたまま、20時半頃、床に就きました。
我が家のキャンプではいつも、父ひとりが取り残され、皿洗いの後、しばし本を読んで就寝するしかないのですが、今日は嬉しいことにKさんご夫妻が「おとなタイム」にお付き合いくださいます。
時刻は21時。外気温はマイナス0.7℃、宴会幕内は薪ストーブのおかげで12.7℃。じっと座っていると足が冷えますが、体は暖かいです。
軽くおやつをつまみながら、たわいないお喋りをして夜のひとときを過ごしたのでした。
時刻は22時を過ぎました。そろそろ休みましょう。「ツインピルツフォークTC」の内部は、外気温と同じマイナス3.1℃。換気窓を全開にしていますから、当然といえば当然。インナーテント内は、ポータブル電源で電気毛布を使っているので、眠れないほど寒くはありません。
おやすみなさい。
時刻は0:46。外気温はマイナス3.3℃。寒いので目が覚めてしまいました!
床側は電気毛布とインフレータブルマットのおかげで大丈夫なのですが、寝袋1枚+毛布だけでは空気側が冷えます。しかも、インナーテントの内壁が結露しているため、寝袋が濡れてしまいます。
時刻は4:47。外気温は0.3℃。身体が冷えて仕方がないので、トイレに10分ほど腰かけて、暖を取りました。
調理用ガスストーブを2つ点火して、気休めに幕内を暖めます。
時刻は6:10。外気温はマイナス1.2℃。日が昇ってきたようです。
さあ、活動を開始しましょう。
2日目は温泉へ
それにしても、スキー場でキャンプとは、なんてユニークな経験でしょう!
子どもが大きくなったら、ツリーアドベンチャーに挑戦するのも楽しそうです。
さて、せっかくですから、少しスキー場を散歩して、娘たちのスキーデビューに備えましょうか。
3人で1つの寝袋に入り込み、大福のようになっている娘たちを叩き起こし、
ココアで温まったら、
娘たちとゲレンデの斜面を登り始めます。
斜面の上の方は芝生が薄く、石が転がっていて、歩きにくいです。次女が「疲れた」というので100歩ほど背負ってやりましたが、長女は頑張って歩くことができました。日頃の片道2kmの通学で、足が鍛えられてきたようです。筑波山の登山に誘っても「ロープウェイじゃなきゃ行かない」と軟弱なことしか言いませんが、もう少ししたら連れ出せるかも。
ついにリフトの終点まで登りました。
キャンプサイトが小さく見えます。
さあ、お腹が空いたので、テントに戻りましょう。
下りは子どもが速い、速い。次女は3-4回転びましたが、泣かずに走り続けました。
時刻はすでに9時。朝食は簡単にサンドイッチを戴きました。
またまた厚かましくも、Kさんの宴会幕で。(笑)
Kさんに薪ストーブを焚かせて!(爆)
ふつうなら撤収作業に勤しんできる時間帯ですが、ここのチェックアウト定刻は12時と遅いため、ゆっくり過ごさせていただきました。
子どもたちがシャボン玉で遊んでくれていたので、その隙に撤収作業を行います。
我が家が1幕を片付けている間に、Kさんは2幕+ストーブを片付けられました。お手伝いできなくて申し訳ありません!
子どもたちは、すっかり仲良くなったようです。
プリンセスに扮して楽しそうにしていました。
さて、チェックアウト後は、Kさんのプジョーを追いかけて、
しつこく、つけ回し、
「南郷温泉しゃくなげの湯」にご一緒させていただきました。
キャンプの汗を流して温まった後は、皆で食事をしました。2歳のaちゃんが、7歳の長女より「ざるうどん」をたくさん食べていたのは滑稽でした。
時刻は15時。温泉施設を出たところで解散となりました。
カーナビには17時半には帰宅できると表示され、関越道に乗りましたが、案の定、事故渋滞で車列はなかなか進まず。結局、一般道や北関東道を経由し、友部JCTから常磐道を南下して、20時前に無事帰宅できたのでした。
まとめ
今回のキャンプ料金は、7,200円でした。内訳は、次のとおり。
キャンプ料金 3,000円(フリーサイト1泊)
入場料 2,800円(大人@1,100×2名、小学生@600×1名)
薪代 1,400円(@700円/2kg×2束)
憧れの先輩キャンプブロガーさんとの初グルキャン、非常に新鮮な経験でした。
到着が遅かったりなど、いろいろご迷惑をおかけしてしまい、すっかり親切に甘えさせていただきました。
月並みですが、広い宴会幕や、ガラス窓の大きい薪ストーブ、エコファン、ネビラチェーン、座面が回転するイスなどなど、キャンプギアを間近で見たり、使わせていただいたりしたのも、大変参考になりました。
ありがとう、zero21keiさん!
ありがとう、丸沼高原オートキャンプ場!
ありがとう、常磐道!