羽鳥湖畔オートキャンプ場 19年11月

ジョー坂東

2019年11月14日 23:39

皆さん、こんにちは。常磐道でキャンプに出掛けるオヤジ、ジョー坂東です。
2019年11月2日(土)から3連休を利用して、「羽鳥湖畔オートキャンプ場」(福島県天栄村)に行ってきました。


今回は、我が家にとって初めてのグループキャンプでした。お相手は、長女の保育園友だちのQくんファミリー。我が家と同じ集合住宅にお住まいのご近所さんです。以前からキャンプに誘うチャンスをうかがっていたのですが、ようやく実現に至りました。Qさんファミリーは、今回がファミキャンのデビュー。
春、日帰りBBQに誘った時には、前もって「お願いですから、今回のためにわざわざ道具を買わないでくださいね」と言っておいたにも関わらず、コールマン直営店に走って折り畳み椅子を準備しちゃうほどマエノメリなQパパさん。今回キャンプの日程が固まった頃合いで「テントは何回かレンタルで試してから買った方がいいですよ」とアドバイスを送った時には、すでにコールマン直営店でタフドーム300スターターキットをお買い上げでした。Qくんの妹が2歳と小さく、キャンプの開始時期を見計らっていたところに、私が声をかけたので、溜まっていたマグマが噴き上がったようです。(笑)

ルート


羽鳥湖畔オートキャンプ場は、東北道 白河ICから車で約30分。茨城と千葉の県境に住む常磐道キャンパーが白河ICへ向かうには、4つのルートが存在します。ナビアプリの推奨ルートは、①外環道ルート(常磐道~三郷JCT~外環道~川口JCT~東北道)で、所用時間は3.5時間というもの。ただし、我が家は所用で出発が10時台となる予定でしたので、明らかに外環道の渋滞に巻き込まれてしまいます。その他の候補は、②圏央道ルート(常磐道~つくばJCT~圏央道~久喜白岡JCT~東北道)、③北関東道ルート(常磐道~友部JCT~北関東道~栃木額賀JCT~東北道)、④磐越道ルート(常磐道~いわきJCT~磐越道~小野IC~あぶくま高原道路~矢吹IC~東北道)の3つ。
我が家は10時半出発で②圏央道ルート、Q家は11時出発で③北関東道ルートを使いましたが、そこかしこで事故渋滞が発生。結局、両家とも16時頃に同着でした。我が家は白河IC近くのスーパーで30分程度買い出しをしていたので、所用時間はどちらもほぼ同じだったようです。約5時間のロングドライブになってしまいました。


途中、休憩した東北道の大谷(おおや)PAには、キャラクターグッズの店があって、少しほっこりさせられました。

チェックイン


さて、16時にキャンプ場到着。さっそく管理棟でチェックインします。

この建物は、事務所と売店を兼ねていて、

裏には薪が積まれています。

キャンプ場の地図です。場内を一方通行の道路がぐるっと一周しており、道路沿いにテントサイトが配置されています。このキャンプ場には、電源なしサイトが40区画、電源付きが5区画、コテージが3棟あります。


今回お借りしたのは、管理棟に近い2区画(地図の赤丸部)で、我が家が45番、Q家が44番でした。(写真は翌朝に撮影したものです。)

施設紹介


管理棟の隣の建物が、「サニタリー棟A」。


中には炊事場、トイレ、洗濯機、コインシャワー、家族風呂があります。

炊事場はガラス張りの部屋になっており、6つほどある蛇口はいずれもお湯が使えます。部屋自体が暖かくて、とても快適でした。

ガラス扉にカメムシがたくさんへばりつくのも、無理ありません。

洗濯機は無料で使えるようになっていました。うれしいサービスです。


トイレは温水洗浄付き。広くて快適。


コインシャワーも清潔。

家族風呂もあるらしいですが、内部は未確認。

ゴミは分別して捨てることができます。

さあ、外を歩きましょう。私のあこがれ幕、オガワ「アポロン」を発見!いいなあ。


このキャンプ場の「フリーサイト」は、車の乗り入れができるらしい。

フリーサイト近くの「サニタリー棟C」。

キャンプ場からサイクリングロードをはさんで、羽鳥湖が広がっていますが、「湖面立入禁止」がキャンプ場ルール。

サイクリングロードはどこまで続いているのでしょう?

コテージ泊も楽しそうです。


「サニタリー棟B」です。「A」よりトイレは手狭ですが、やはり清潔でした。

以上、施設紹介でした。写真は2日目の朝に撮影したものです。

あわただしい晩餐


チェックインが16時と遅くなったので、急いで設営します。しかし、Qパパさんはテントがおニューで、練習なしのぶっつけ本番張りでしたので、当然、レイアウトも組立も手間取ります。とは言え、私がベテラン面で手伝いをしゃしゃり出るのもおこがましいので、ここは我が家の設営と炊事に専念し、子どもたちの世話を引き受けることで、援護することとしました。
オガワ「ヴィガス」の前室でお絵描きなどで遊ばせ、

ソーセージが焼けたら、先に食べさせ始めます。

夜になって気温はぐんぐん下がってきました。ユニフレーム「ネイチャーストーブラージ」で焚火をしてみますが、空気の通りが悪いのか、やたら煙が出ます。

新たに購入した「センゴクアラジン ガスストーブ」を使ってみますが、オープンタープの下では、まったく暖かくなりません。あまりにも寒くて、用意していた花火は断念。

写真を撮り損ねましたが、我が家はソーセージのほか、相変わらずのミニ焼肉。Qパパさんは焚火でビーフシチューを煮込んで、遅い晩ご飯をいただきました。

結局、テント前室は、夜中に4.2℃まで下がったようです。

2日目は温泉へ


翌朝は6時頃に起床。次女を肩車しながらキャンプ場を一周し、施設概況を把握したら、朝食をいただきましょう。
Qパパさんが焚火台で火を起こしてくれたので、我が妻子は厚かましく焚火台のそばで「ぬくもり」を拝借していました。
我が家定番のココアを入れてから、

定番のホットサンドをいただきます。


我が嫁は、焚火の暖かさに感動したようです。


食後は、子どもたちが斜面で遊んでくれている間に、私と嫁は、Qさんテントの撤収をお手伝い。我が家は2泊ですが、Qさんファミリーはパパさんの仕事の兼ね合いで1泊しかできなかったのです。残念ながら、写真なし。なお、チェックアウトは11時までです。

チェックアウトの手続きをすると、すぐに管理人さんがホウキで掃き清めていました。ふつうのことなのかも知れませんが、私はちょっと感動。

出発前のQさんファミリーとお茶を飲みながら談笑。グルキャン中で一番落ち着いた時間でした。

お茶の後は、Qさんファミリーと連れ立って、当キャンプ場から車で10分のところにある、エンゼルフォレスト那須白河の温泉へ行きました。もしかすると、あまり公になっていないのかも知れませんが、羽鳥湖畔オートキャンプ場宿泊者は、エンゼルフォレストの日帰り入浴が、通常料金「大人1200円、子ども600円」のところ、「大人700円、子ども350円」で利用できます。事前にエンゼルフォレストに電話で名前を告げておくと、スムーズなようですよ。

キャンプ場でゆっくり過ごす


エンゼルフォレストでQさんファミリーと別れ、キャンプ場に帰ってきたのが15時。お隣のサイトには三角テントが建ち、カップルが薪割りをしていました。

首都圏では見慣れない「DANDY」という名前のチョコアイスをオヤツにいただきました。ほろ苦くて、なかなか美味しかったです。娘たちはイチゴアイスに大喜び。



じきに次女が眠くなったというので、テント内で寝かせます。おやすみー。

夕飯は、カレーうどん、チーズナン、レトルトのハンバーグという、なんともチグハグな組み合わせを美味しくいただきました。



それから、焚火を囲んでのオヤツタイムに移行...

のはずが、うまく火が燃え続かず、煙ばかり上がるので、嫌になってしまいました...。

時刻は19時。もう寝てしまいましょう。

私はいつもどおり、オガワ「ヴィガス」の前室にコットを置き、子供用寝袋2枚を重ねて寝ます。1時間ほど読書をしてから就寝。
2泊目はあまり冷え込まなかったようで、最低気温は7.6℃。

自宅で凍らせてきた水のペットボトルをソフトクーラーボックスに入れていましたが、3日目の朝になっても、まだ氷が残っていました。



撤収


最終日の朝は簡単に、チーズナン、即席スープ、カップ麺、チーズで済ませます。



娘たちは初めてのカップ麺を気に入ったようです。いいんだか、悪いんだか...。
10時半に、余裕をもってチェックアウト。
帰路は、上記①の外環道ルートを使いました。
途中、上河内SAで「餃子食べ比べ定食」などを食べて、14時半ころ、無事に帰宅。食事休憩が1時間ほどでしたから、3時間程度のドライブで帰宅できたこととなります。


まとめ


今回のキャンプ料金は、11,000円でした。内訳は次のとおり。
・電源なしテントサイト 5,500円×2泊
営業期間は4月下旬から11月下旬で、冬期間は閉鎖するようです。
施設はとっても快適で、管理人さんたちも親切。すっかり気に入りました。
今回、このキャンプ場を見つけてくれたQパパさんに、感謝!

また、エンゼルフォレスト那須白河の日帰り入浴料は、2,100円でした。内訳は次のとおり。
・大人500円引き 1,400円(@700×2人)
・子供250円引き 700円(@350×2人)
今回は利用できませんでしたが、次はぜひ水着を持参して、プールで遊びたいです。プール込みでこの料金は、お得すぎる!

ありがとう、羽鳥湖畔オートキャンプ場!
ありがとう、常磐道&東北道!

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