龍ヶ崎市森林公園 19年6月

ジョー坂東

2019年06月18日 23:14

皆さん、こんにちは。常磐道でキャンプに出掛けるオヤジ、ジョー坂東です。
2019年6月15日(土)から1泊で「龍ケ崎市森林公園キャンプ場」に行ってきました。

龍ケ崎市についての説明は「るるぶ」などの専門誌に譲りますが、

ウナ丼発祥の地で、コロッケが美味しいそうです。

このキャンプ場は、市が管理する森林公園にあり、宿泊できるのは毎年6/15〜9/14の期間のみとなっています。テントサイトは5区画しかなく、

他にログハウスが大2棟、小5棟、

キャビンハウスが20棟ほどあるようです。

昼のBBQ利用は、通年可能です。

この週末は、梅雨真っ只中。天気予報は土曜が雨、夜中に雷雨で、日曜が晴。通常ならキャンセルするところですが、仕事のストレスで日常からエスケープしたかった私は、長女を誘って出掛けることにしました。2人なら、万一テントが水没・倒壊しても、車に逃げ込めます。
キャンプ場のチェックイン時刻は15時から。当初は12時頃に現地入りし、広場などで遊んでから、夕方テントを張る予定でしたが、雨では何もできませんので、悠々16時の到着となりました。
まず管理人さんに挨拶し、テントサイトの確認に向かいます。
予約していた区画「G1」に水溜りができているという話だったので、他の区画に変更するか、キャンセルして帰るかを判断しなければなりませんでした。
実際、G1サイトは水溜りができていましたが、

少し離れたG6サイトは大丈夫そうだったので、

こちらでキャンプを決行することにしました。
我が家の他には、ログハウス利用のファミリーが1組。ほとんど貸切です!
管理棟で手続きをして、

キャリーワゴンでテントを運びます。

寝ぼけマナコの娘は車で待つと言うので、まずは一人で。木の根や水溜りをかわしながらぬかるんだ道を7分ほど進むと、テントサイトです。

時刻は16時半、設営開始!
15分ほどでオガワ「ヴィガス」が立ち上がりました。

純正インナーテントの代わりに、DOD「カンガルーテントL」を過保護張り。

「カンガルーテントL」はインナーテントより一回り大きいため、「ヴィガス」の出入りにやや難があるのですが、設営・撤収は格段に楽です。
17時、車に戻り、残りの荷物を運びます。娘も元気について来ました。

搬入完了。

さあ、食事の支度に取り掛かりましょう。コメを水に浸します。すると娘から、タープを張ってほしいとリクエスト。「だって、雨でも外でご飯食べられるでしょ」。はいはい、分かりましたよ。

20分ほどでユニフレーム 「revoタープ L」を設営。たしかに空間を広々と使えます。なお、区画サイズは管理人さんによると90平米とのこと。
18時、料理を再開。といっても、ご飯を炊き、「プチッと鍋」を煮込むだけです。具は自宅で切ってきました。

19時、夕飯。デザートにゼリーを食べて、娘も満足。
蚊が飛んでくる度に、娘は大騒ぎですが、肌寒い気温のせいか、蚊があまり活動的でなく、結局、刺されることはありませんでした。今まで恐がるだけだった娘は初の蚊退治!母親をマネて、「成仏してください」と手を合わせていました。
食後、シャワー室へ。築30年のトイレの一角にシャワーの小部屋が3つあり、17時から21時の間、無料で使うことができます。



スイミングプールのシャワー室のように、スノコが敷いてあります。シャワー室の入口からは男性用トイレの和式が丸見えで、デリカシーのカケラもありませんが、汗を流せるのは、ありがたい。
なお、トイレは基本的に和式ですが、

車椅子用トイレが2箇所あって、そちらは洋式でした。

せっかくだから、施設紹介を続けましょう。
こちらが共同炊事場。

灰捨て場はあちこちにありました。

19時半には「カンガルーテント」内でくつろぎモード。

娘のお勉強(少女マンガ風イラストの間違い探し)を手伝って、20時頃、就寝。
「カンガルーテントL」の床面積は2.1m×2.1m。二人なら余裕で寝られるかと思いきや、度々飛んでくる娘の両足。夜中に4度は起こされました。娘は足で父親の存在を確認していたそうです。
夜中に遠くで雷が鳴り、1度だけ目が覚めました。特に危険を感じなかったので寝続けましたが、翌朝管理人さんに聞いたところでは、ログハウスが一時停電になったそうです。
寝袋を持って来なかったのは失敗でした。長袖の防寒着も忘れて来たので、半袖Tシャツにブランケットをかぶって寒さを凌ぎました。翌朝までの最低気温は、20:17の16.6度だったようですから、夜中に冷え込んだ訳ではないようです。
朝6時、娘のトイレで起床。


雨は上がっていますが、雲が覆っています。
こりゃ乾燥撤収は難しいかな?


7時、朝食。メニューは冷凍ピラフとソーセージ、チーズ、野菜ジュース。

8時、撤収開始。娘は「カンガルーテント」でお勉強(間違い探し)の続き。
ようやく日が差してきましたが、ここ「G6」サイトは、樹の枝葉に厚く覆われており、日光が届きません。頑張ってテントやタープを雑巾で拭っては風に晒しましたが、結局、乾かしきれませんでした。帰宅後、自宅のベランダに出しておいたら1時間ほどで乾きましたが。
10時、チェックアウト。娘が遊んでから帰りたいと言うので、アスレチックコースを回ることにしました。

このアスレチックコースは、10基ほどの遊具が宿泊施設を取り巻くように配置されたもので、ほとんどは未就学児〜小学校低学年向けです。


「うんてい渡り」だけは、なぜか大人向けサイズでした。

コースの途中には、キャンプファイヤーのできる広場があります。

娘にキャンプファイヤーの「火」を表現してもらいました。

アスレチックを続けます。



最後の「ターザンロープ」をクリアすればゴール!というところで、娘がリタイア。他の子どもたちが遊んでいたので、遠慮してしまったようです。その内気なところは、父親譲りだね。
長女が保育園で作ってくれた「父の日カード」。

「お父さんの好きなところ:洗濯してくれるところ。お父さんにメッセージ:お仕事頑張れ。お旅行また行こうね」。
はい、洗濯と仕事、頑張ります。

「龍ケ崎市森林公園キャンプ場」の利用料金は、2,260円でした。内訳は、次のとおり。
・テントサイト 1,540円
・BBQ用カマド 720円
備え付けのカマドを使わず、持参のカセットコンロ等を使う場合でも、カマド代720円は必要だそうです。

なお、今回は遊べませんでしたが、管理棟そばには、斜面を利用した滑り台や、水遊びのできる池・小川があります。

ドキドキもんの梅雨・雷雨キャンプでしたが、行って良かったです。手入れの行き届いたアカマツ林でひと晩過ごして、ずいぶん気持ちが落ち着きました。施設は古いですが、低料金なので許容範囲。子どもの遊び場にも事欠きませんので、ファミキャンにおすすめです。ただし、ペットと飲酒は禁止。あと、来週末は小学生50人、保護者30人の団体様がご利用だそうです。

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