花園オートキャンプ場(北茨城市)19年9月

ジョー坂東

2019年10月06日 11:18

皆さん、こんにちは。常磐道でキャンプに出掛けるオヤジ、ジョー坂東です。

2019年9月14日(土)から1泊で、「花園オートキャンプ場」(茨城県北茨城市)に行ってきましたので、ご報告します。

常磐道 北茨城ICから県道153号線を内陸部に向けて20分ほど北上したところに、そのキャンプ場はあります。



北茨城市の紹介は「るるぶ」に譲りますが、

アンコウの本場だそうです。残念ながら、今回は食べる機会がありませんでした。


ホームページでは「チェックインは14時から17時」となっていますが、13時過ぎに到着すると、すでに受付を開始していました。ただし、受付をしないと、どのサイトに車を停めてよいかわからないため、キャンプ場入り口に10台ほどが連なって、順番待ちをしている状態でした。


キャンプ場のすぐそばを「花園川」が流れています。


偵察に出た妻から、「私たちはフリーサイト利用だから、順番待ちしないで管理棟の駐車場に車を停めちゃっていいらしいよ」との連絡が入ったので、順番待ちの車を追い越して駐車場へ。管理棟内でしばし待ってから、お金を払ってチェックインの手続きをしました。




キャンプ場内には4ヶ所にトイレがありますが、管理棟内のトイレがそのひとつ。男性用トイレは和式1つ、温水洗浄付き洋式が1つ。女性用の個室も和1洋1だった模様。


キャンプ場の地図です。道路が場内をぐるっと一回り。その片側ないし両側にテントサイトが配置されています。このキャンプ場には、「ケビン棟」が5棟、「モーターホームサイト(150㎡、電源付き)」が6区画、「オートキャンプサイト(70㎡、電源付き)」が54区画、そして「フリーサイト」が10区画あります(ホームページより)。今回、我が家が利用したのは、地図右側の赤丸部、「フリーサイト」でした。

私の勝手なイメージだと、「フリーサイト」というのは、区割りが決まっておらず、自由に(早いもの勝ちに)テントを張るものだと思っていたのですが、当キャンプ場の「フリーサイト」は、

きっちり区割りされていました! ちゃんと番号が振ってあって、受付で番号を割り当てられます。


今回、我が家が割り当てられたのは、9番。それは、フリーサイトの中でも、管理棟から最も遠く、一段高くなった場所でした。


駐車場からこの階段を上り下りして、キャリーワゴンなしで荷物を運ばなければならないのか...と、ため息をつきましたが、

ちゃんと道路からアプローチできました。


なお、階段の下にフリーサイト用の水場があります。お湯は出ません。





妻と娘たちにはキャッチボールをしながら待ってもらって、

私はいつもどおり、ユニフレーム「REVOタープL」の中にオガワ「ヴィガス」を過保護張り。


完成したら、



前室に自分用の寝床を設置。

前回のキャンプから、DOD「バッグ・イン・ベッド」(いわゆるコットです)を使い始めましたが、これが私に合っているようです。テント泊では今までなかなか熟睡できなかったのですが、夜中に1回トイレに立つ以外は、非常に気持ちよく眠れています。アマゾンのレビューを読むと、「組立や解体に力・コツが必要」という書き込みも見受けられますが、私に関しては、特に困らず、スムーズに作業できています。ヴィガスくらい天井が高いと(最大192cm)、フロントパネルを閉めた状態でも、前室の限られた空間内で組み立てることができます。このテントとこのコット、ちょ~便利!


娘たちが機嫌よく遊んでくれているので、ユニフレーム「REVOフラップ」まで設置完了。

実は今回は、オガワ「ヴィガス」とDOD「チーズタープミニ」を別張りにして、開放的に広々と過ごす心づもりだったのですが、設営時に雨がパラついたことで怖気づいて「いつもの過保護張り」となり、隣の区画が近いことからユニフレーム「REVOフラップ」を設置して「いつもの引きこもりスタイル」となってしまいました。結局、お隣さんは翌日の昼前まで現れなかったのですが。

さて、設営が終わったので、場内の散策に出掛けましょう。

フリーサイトの目の前には舗装で固めれらた池があり、小さな子供が膝まで浸かって水遊びができるようになっています。

我が娘たちはカゼ気味のため、今回は水遊びできず。





池から川が伸び、キャンプ場内を横切っています。


キャンプ場の中央は広い芝生。時々、ボールやラジコンカーで遊ぶ子どもがいましたが、あまり利用されていませんでした。



オートキャンプサイトは、道路沿いに、互いに隣接して設置されているので、少し窮屈に見えなくもありませんが、広さはそこそこあるようです。



さあ、REVOフラップの陰で、夕飯づくり開始!


初日の夕飯は、私のリクエストで、ウナ丼でした。妻に炭火で炙ってもらいます。

娘たちをソーセージで黙らせておいて、

ウナ丼を美味しくいただきました。

食事の後はお風呂。浴室棟はフリーサイトの上方にあります。チェックイン時に購入した入浴券を持って、入りに行きます。お風呂の写真は撮れませんでしたが、快適なお風呂でした。

男湯に関して言うと、洗い場は6つ程度。清潔で、シャンプー・ボディーソープが設置されていました。湯船は直径2m、水深0.8mほどのジャグジー風呂。幼児は溺れないように注意しましょう。大人が6人ほど入ったらいっぱいになるし、足を伸ばすと他人を蹴飛ばしてしまうため、少し窮屈な浴槽ですが、私はたまたま1人で浸かることができました。


月が明るく出ていたんだったかな? 娘が嘔吐して、嫁がシーツ1枚で被害を防いで、私がシーツを洗って干したことだけは覚えています。我が家ではよくあることで、嘔吐した娘もケロッとしています。
なお、フリーサイト9番は、浴室棟側にある街灯に明るく照らされるので、便利といえば便利、マブシイといえばマブシイ場所でした。


最低気温は13.6℃。ほどよく冷え込みましたが、寒くて困るほどではありません。


明け方に雨が降ったんだったかな? REVOフラップが少し濡れています。


誤算だったのが、当キャンプ場が山の陰になっていて、午前中なかなか日が差さなかったこと。特に「フリーサイト」は、キャンプ場内でも最も遅く日が差す場所でした。たしか9時過ぎまで日陰だったんじゃないかな。

この日は、宿泊料金の半額を支払って「デイキャンプ」の予約を取っていたので、チェックアウトは16時までとなっていました。そこで、テント・タープが乾くのを待ちながら、

子どもにお絵描きをさせたり、


散歩したり、キャッチボールしたりしながら、ゆっくり過ごしました。


娘たちがもう少し大きくなったら、当キャンプ場から周辺の山を歩きに出掛けるのもよさそうです。


ペグが1本、木の根に刺さってしまったらしく、なかなか抜けなくて、1時間ほど格闘した挙句、お隣さんの「ソリッドステーク」に助けていただく、というアクシデントがありながら、16時にチェックアウト。


帰りがけに、ちょっと遠回りして「中郷温泉 通りゃんせ」に入ると、

「北茨城市イメージキャラクター こうちゃん」が出迎えてくれました。

お風呂はとても気持ち良かったですが、畳敷きの食堂にダイノジになって寝ている人が大勢いて、席が空いておらず、食事できなかったのが残念でした。

夜の常磐道を快走し、途中のパーキングエリアで夕食をとりつつ、帰宅したのが21時頃だったかな? 我が家にしては遅い帰宅ですが、翌日が祝日だったため、特に問題はありませんでした。

今回のキャンプ料金は、4,280円でした。内訳は、つぎのとおり。
 ・フリーサイト 宿泊 2,160円(10月からは2,200円)
 ・フリーサイト デイ 1,080円(10月からは1,100円)
 ・入浴券 1,040円(大人310円×2人、子供210円×2人)

なお、「中郷温泉 通りゃんせ」の入浴料は、1,500円でした。内訳は、次のとおり。
 ・大人 1,000円(16時からの夜間料金500円×2人。ちなみに昼間は平日600円、土日800円)
 ・子供 500円(夜間料金250円×2人。ちなみに昼間は平日300円、土日400円)

今回は、連休3日目の天気が雨予報だったため、当初2泊だった予定を1泊+デイに変更しました。チェックイン時、柔軟に変更に応じてくれた花園オートキャンプ場に、感謝!

キャンプ場に遊具はありませんが、この池、川、広場があれば、子どもとのんびり過ごすには十分です。料金がリーズナブルなのも嬉しい!

電源付きオートキャンプサイトの使用料は、1泊4,400円。冬に来るのもいいかも知れません。

ありがとう、常磐道!
ありがとう、花園オートキャンプ場!

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