皆さん、こんにちは。常磐道でキャンプに出掛けるオヤジ、ジョー坂東です。
2019年4月20日(土)から1泊で「上野沼やすらぎの里キャンプ場」に行ってきたので、ご報告させていただきます。

常磐道 友部JCTから栃木方面に北関東自動車道を20分ほど走ると、桜川筑西IC。ここで高速道路を降り、さらに10分ほど走ると、キャンプ場に着きます。上野沼自体が国道50号に接しており、アクセスは非常に分かりやすいです。コンビニや農産物直売所が徒歩10分圏内にあり、ホームセンターやガソリンスタンドも車10分圏内にあるので、便利で安心です。

電話で予約した際、親切にも「茨城県民ならキッズカード、千葉県民ならチーパスを持ってきてください。1割引きになります」と教えてくれました。管理棟の扉にも、「1都2府44県」のパスポートが有効と張り紙あり。ん?北海道は「県」に含まれているのか?
今回利用したのは、電源付きの「第2オートキャンプ」区間No.1。広さは、7m×7mくらいだったかな...。この日は、第2オートキャンプ(全26区画)に3組、キャンプ場全体でも10組に満たない程度で、ずいぶん空いていました。車は区画外周の道路に停めることとなります。

さっそくオガワ「ヴィガス」を建てます。


この区画はトイレ棟との間にさえぎるものがありません。さすがに景観上よろしくないので、ユニフレーム「REVOフラップ」で壁をつくります。

トイレ棟から見ると、こんな感じ。お互いのプライバシーは守られました！

こちらが、そのトイレ棟。トイレは全部で3ヶ所あるようです。

男子トイレ内部。個室は1つ。最低限度のきれいさは保たれていました。

こちらは炊事場の水道。残念ながら、お湯は出ません。

「ケビンサイト」をかすめて数分歩くと、上野沼があります。沼面に遊歩道が整備されており、散歩や野鳥観察を楽しめます。

チェックイン時に渡された注意書きには「釣りは、上野沼周辺が自然環境保全区域に指定されており鳥獣保護のため、また遊歩道散策者に危険なためご遠慮下さい」とありましたが、釣りベストを身に着け竿を手にしたおじさんが何人も闊歩していたので、黙認状態なのでしょう。近くにお住まいでその日キャンプに来ていたご家族と、子ども同士が仲良くなったことから、私たちも釣りにご一緒させて戴きました。パパさんが、百均で購入した釣り針(糸つき)を竹に結んで作ったというお手製の釣り竿を4本持参されていたので、お借りしました。

餌にはソーセージのカケラを使いましたが、最後は餌なしでも、魚が勝手に食いついてくれました。ちなみに、釣れたのは全てブルーギルという外来種。ああ、それなら「鳥獣保護」の方は、問題ないわけですな。

夕食は「お約束」のカレーライス。この日も家族全員、疲れがたまっていたので、少しだけ焚火とポテトチップスを楽しんで、さっさと寝入ってしまいました。

これは夜の「第2オートキャンプ」。こんなに街頭が煌々と灯っていたら、真下の区画では眠れないんじゃないの?と思いました。

今回のキャンプ場利用料は、2,970円でした。内訳は、次のとおり。
　・第2オートキャンプ(AC電源付き)使用料　2,970円（定価3,300円の10%引き）

ちなみに、電源なし区画は定価2,200円ですが、7m×5mくらいの敷地に車を停め、テントを張らないといけないそうです。ちょっと狭そうです。

今回のキャンプは、料金がお安いこともあって、満足度が高かったです。写真は撮り損ねましたが、子どもが走り回るのに十分な広場があり、沼もあり、退屈して困ることはなさそうです。広場には剪定した木の枝や丸太が積んであり、無料で使い放題だそうです。コインシャワーは故障中でしたが、夏には使えるようになるそうです。このキャンプ場は市営で、近所のシニアが管理を委託されているらしく、良くも悪くも「商売っケ」がないようですが、その大らかさは何とも心地よいものでした。

気になる点を挙げると、第2オートキャンプは特に、区画が密集しているため、混雑時は声や音や光に、何かと気を遣うと思いました。また、トイレ棟や炊事場への近道として、他人がテントのすぐそば(のケモノミチ)を通るのも気になりました。蛇足ですが、スギ・ヒノキが近くに多いのか、花粉症の症状が激しく出ました。

次は秋口に来て、薪を燃やしまくるのが楽しいかも知れません。