皆さま、こんにちは。常磐道でキャンプに出掛けるオヤジ、ジョー坂東です。
2020年9月19日(土)から2泊3日で「猪苗代湖モビレージ」(福島県会津若松市)に行ってきましたので、ご報告します。

念願の湖畔キャンプへ

出発は7時半。

これは車の後部ハッチを開けて車内を写した写真です。
SUPとカヤックを積んでも、まだ車の後方視界は確保できています。
夏キャンプは寝具と衣類が少ないので楽ですね。

常磐道を快走して北上し、途中どこかのSAで天ぷらそば休憩。

いわきJCTから磐越自動車道に折れ、猪苗代磐梯高原ICで高速を降りたら、少し遠回りして、地元のスーパーで食料を買い足し、12時過ぎ、キャンプ場到着。

ゲート外の駐車場に一度、車を停め、管理棟でチェックインしてから、車でゲート内に乗り入れます。空いているサイトを陣取ってから、管理棟に報告するシステムです。
今回は、上写真の赤丸部分のサイトをお借りしました。
そう、サイトからすぐに湖へ漕ぎ出せるサイトです！





なお、チェックイン定刻は13時からです。我が家は50分早く早く着いてしまったので、2000円ほどのアーリーチェックイン料金を払って入場しました。
少しもったいなかったですが、スーパーで買ってきたお弁当を早く食べたいと子どもたちがやかましかったので、家庭の平和を採ることにしました。

設営したら、まずひと漕ぎ

サイトは、湖へアプローチしやすい場所の角地を選択しました。

まずはお弁当で腹ごしらえし、

オガワ「ツインピルツフォークTC」を設営。
区画があまり広くなく、6m×8mくらいのスペースに車とテントを収めないといけません。

車から荷物を運びこんだら、

さっそくSUPとカヤックを膨らませます。
時刻は14時。
まずは次女ひとりで漕がせて、

というのは冗談で、岸から50mくらい、水深30cmほどの遠浅になっているため、大人は乗船せずに押して歩かねばならないのです。

テントでもたもた準備していた長女も湖を歩いて追いついてきました。

さあ、出航です。


まずは猪苗代湖が日橋川へ流出するあたりをちょっと散策。流れはほとんどありません。

今まで漕いだ池や湖とはまったく違う「透明」な湖水に、娘たちも喜んでいる様子。

次女の保育園の先生との「WEB面談」を終えた妻も加わって、また1時間ほど湖上散策。

広いなあ。
猪苗代湖は、琵琶湖、霞ヶ浦、サロマ湖に次いで、日本で4番目に広い湖だそうです。

あ、カメが泳いできた、と思って少しずつ近寄ってみると、丸太が縦になって漂っており、頭が見えていたのでした。

16時になったので、初日の舟遊びは終わりにします。

舟はテントと車のスキマに無理やり重ねて置いておくことにしました。

ユニフレーム「ネイチャーストーブラージ」に炭火を起こして、ミニBBQ。

まだそれほど寒くないので、テントの外で食事します。

ふと湖の対岸を見ると、夕陽に照らされた対岸の丘が、紅葉したように黄色く輝いていました。

18時半。日が落ちて暗くなってきました。
娘たちに「デザート」の焼マシュマロを食べさせて、就寝することといたします。

2日目はのんびり湖畔を楽しむ

翌朝、5時に目覚めると、

おお、これが噂に聞く「べた凪ぎ」ですか！

漕がずにいられましょうか！

妻子を起こさぬよう準備して、さっそく漕ぎ出します。

湖上からお隣のキャンプ場を眺めるのも一興です。
これは「小石ヶ浜キャンプ場」でしょうか。

「磐梯山」と思しき山を眺め、1時間ほど漕いで、キャンプ場へ戻ることとします。

だいたいこんなコースを辿ったと思われます。

テントに帰還して、目を覚ましていた妻子に「漕がないともったいないから」と説き伏せ、簡単に朝食を摂って、SUPとカヤックの2艇体制で出航します。

まずは私と次女がSUPに乗ります。

おっ、次女が大人用のアルミ製パドルを使い始めました。
すかさず大げさに褒めてやると、その後ずいぶん長い時間、漕ぎ続けました。(笑)

長女も刺激されたのか、母親と一緒に漕ぎ始めました。
息が合わず、なかなか真っすぐ進めていませんでしたが(^_^;)

長女はすぐに漕ぎやめてしまいました。

どうしても私と次女のSUPの方が速く進んでしまい、妻と長女のカヤックを待つのに退屈してしまったので、湖上で入れ替わって、私がカヤックを漕ぐことにします。
まあ、やっぱり、私の方が漕ぐのが速く、待つことになるのですが...。

長女もまた退屈して、カヤックのへりに腰かけ始めました。

そして、お約束の、ドボン！(笑)
さすがに私も少し慌てたのと、気の毒だったので、写真は撮らずに引き上げてやったのですが、

長女は癇癪を起こして泣きじゃくっておりました。(笑)

妻が「沈(チン)することはないだろう」と高をくくって、娘に上半身は普段着を着せていたため、テントに戻るまでの十数分、さぞかし寒かったことでしょう。(爆)

その後は、もう舟には乗らないと言って、岸辺の岩に登ったり降りたりしながら遊んでおりました。

という訳で、昼食後はまた私ひとりで湖上の人となりました。

時々、水上バイクの方々が近くを通る度、波が押し寄せてきます。
身の危険を感じることはありませんでしたが、やはり近くに寄って来られたり、進路が重なったりすると、落ち着かないものです。

とりあえず「自撮り」をして、岸に戻ることといたしましょう。

テントに戻ると、妻子が「神経衰弱」に興じていました。


妻子と交代でシャワーを浴びに行きます。
シャワーはコイン式。お湯を止めて石鹸で身体を洗っている間もタイマーは進んでしまうタイプのコインシャワーでした。
シャワーから戻ると、もう夕食の時間です。

夕飯はペンネ。レトルトのパスタソースはカルボナーラとアラビアータの2種類を楽しみました。

うむ、家族も喜んでくれているようです。

なお、我が家のテント近くのトイレ小屋はこんな感じ。


男性用トイレは、小2、大3(うち洋式2)でした。

場内にはこんな標識があったりして、小シャレた感じでした。
そういえば、このキャンプ場は、今まで私が利用したどのキャンプ場よりも街灯が少なかったです。夜、トイレや水場へ行くときに道に迷いそうになったのは、新鮮な経験でした。

3日目は撤収

この日も5時半頃に起床。

湖は煙っています。


テントサイトは密集してますが、あまり周りの音などに悩まされることもなく、快適に過ごすことができました。

チェックアウト定刻は11時でしたが、10時過ぎには準備が整ったので、出発することにします。


高速に乗る前に、「道の駅猪苗代」に立ち寄ってブルーベリーソフトを味わい、さらにスーパーで桃を買い、ラーメン屋で喜多方ラーメンを食べ、

「柏屋」で職場の土産を買い込んで、帰路に就いたのでした。

まとめ

今回のキャンプ料金は、15,020円でした(レシートを紛失したため、消費税の取扱いなどが不確実です)。内訳は、次のとおり。
　キャンプ料金　6,600円（@3,300/泊×2泊）
　施設利用料　5,720円（大人@880/泊×2泊×2人、子供@550/泊×2泊×2人）
　アーリーチェックイン　2,200円（たしか9時から利用可能）
　シャワー代　500円（@100/5分×5）

念願の、テントからすぐ漕ぎ出せるキャンプ場での連泊キャンプ、とても楽しかったです！
水が透明で、ゴミもほとんど浮いておらず、気持ちよく舟遊びができました。
キャンプ場も「Since1967」の古さを感じさせず、全体的に清潔で、快適に使うことができました。
キャンプ場周辺に、スーパー、土産物屋(道の駅、菓子屋)、ガソリンスタンド、温泉、その他観光施設があるのも、便利で楽しいです。

本当は、もっとSUP上で飲み食いしたり、ゴロゴロしたり、湖上の時間を楽しみたかったのですが、家族が気になったり、水上バイクが気になったりして、そこまでゆっくりすることは叶いませんでした。

この辺の、舟遊びの「ペース配分」、「心の準備・物の準備」、「家族の理解・協力」、「リスク判断」などが、今後の課題となりそうです。

楽しい秋休みでした！

ありがとう、猪苗代湖モビレージ！
ありがとう、常磐道！